会社にOJT制度はあるのだけれど、どうもOJTトレーナーに任せっきりに
なってしまっているようだ。新入社員の成長のために、管理職にも
積極的にOJTに関わってほしいのだけれど・・・
OJTをうまく機能させるためには「三者協力体制」が不可欠です。この三者とは「OJTトレーナー」「管理職」「教育担当部門」を指し、この三者が連携を取りながら「職場ぐるみの育成体制」をつくることが、OJTがうまく機能する秘訣です。
この三者のなかで、OJTに対する意識が抜けてしまいがちなのが管理職です。
OJTを始める前に、OJTトレーナー研修に加え、「管理職OJTガイダンス」を実施していただくことにより、管理職の方に「自分もOJTに関わる重要なピースである」ということを認識していただき、OJTへの積極的な参加を促します!
【研修の狙い】
管理職を対象にOJT指導を機能させるために重要な考え方と基本スキルの習得を図る
・管理職に人材確保の現状(採用難・育成難)を共有化し、若手育成の困難さと重要性を理解していただく
・三者協力体制のキーとなる管理者のOJTトレーナーへの支援の重要性と具体的な支援方法を理解して
いただく
・OJTトレーナー・新入社員を支援する上で重要な対話指導方法をロールプレイングを通して習得して
いただく
【カリキュラム】
カリキュラム | |
午前 |
Ⅰ オリエンテーション Ⅱ 人材確保の現状(講義・グループ討議) ・採用難(採用未充足企業率等)、採用コスト増の現状 ・育成難の現状(採用基準の低下・一人当たりの仕事量の増加) ・若手社員像の明確化 ・自社の考える一年後の社員像 Ⅲ 自律を阻む「幼弱性の4要素」とは(講義・グループ討議) ・近年の若手社員の傾向と「幼弱性の4要素」の関係を理解する ・自律させるために「幼弱性を断ち切る育成」の必要性を理解する |
午後 |
Ⅳ 「自律型社員」育成の5ステップ ・①準備②受け入れ③教える④学ばせる⑤任せる ・「振り返り」面談の重要性 Ⅴ OJT成功のポイントは、管理者の協力 (講義・グループ討議) ・三者協力体制の構築 ・管理者の果たすべき5つの支援 Ⅵ 管理者の対話スキルの強化(講義・ロールプレイング) ・共感の3ステップの習得 ・承認のスキルの習得 Ⅶ まとめ |
※上記カリキュラムは実施一例です。お打ち合わせの上、ご相談させていただけますと幸いです。