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1.管理職の意思決定①(意思決定できない5つの理由)

「管理職は意思決定業」という言葉も古臭さを感じますが、その本質は今も変わりはありません。課長クラスを中心としたミドルの意思決定力は低下傾向にあるようです。現在もプレイングマネジャーが多く、短期業績の達成のために、目先のプレイヤー業務が8~9割を占めているという現実もあります。

そのため時間と労力がかかる重要事項の決定は上位から降りてくるケースが多くなり、重要事項の意思決定の機会が薄れていることがあるでしょう。でもこのことは管理職の重要機能の「決める」という体験をする機会を失っているということでもあります。

上から降りてくる課題を一生懸命やり遂げるのは必要なことではありますが、これでは管理職の本来の力をつけていくことが難しいといわざるを得ません。

その結果として、客観的にみると意思決定できない管理職が多くいるということになるのです。

意思決定できない理由

意思決定できない理由を探ってみました。

1.自分が求めていることを本当に認識できていなくて意思決定を遅らせてしまう。

何かすっきりしない、何かモヤモヤするなど感情的思考から抜け出すことができないまま時間を費やしてしまっています。

2.難しいという主観的な認識が決定を遅らせてしまう

決定を下す際にそれが困難だと感じると、それは大変だという認識(大変なことは重要なことであるという思考の罠に陥ってしまう)につながり、決定に費やす時間と労力を増やしていくということです。「困難」→「重要」→「考える時間」のループを繰り返してしまうのです。

3.決定に必要な情報が十分揃わないから決定できない

情報不足のために決定しても結果が予想できない。だから判断に足る情報が整ってから意思決定するとはいうものの、情報の収集活動を特に起こすこともせず、時間を費やしてしまいます。

4.リスクは取りたくない

どんな意思決定においてもリスクはあるものと理性的にはわかっていても、いざ我が身となると「失敗はしたくない」という意識に支配されてしまって、コトを起こすことができないということです。

5.意思決定するという自覚を失わせている理由

日本型マネジメントも影響しているようです。欧米型の指揮型に比べて日本型はまだ合意型が支配しているようです。そのため部下と合意するように持っていくというコトの進め方が、私が決めるという意思の表出力を抑え、時間も費やしているのです。

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