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【フランク・バンカー・ギルブレス(人名)】

フランク・バンカー・ギルブレス・シニアは作業分析の先駆者で、サーブリック分析を提唱したアメリカの科学者。
フレデリック・テイラーと並び「科学的管理技法の創始者」と呼ばれる。

ギルブレスは1868年にメイン州に生まれる。
父は金物屋を経営していたが、ギルブレスが3歳の時に亡くなり、家族はマサチューセッツ州に引っ越すことになった。
ギルブレスは高校卒業後、レンガ積みの職人に従事し、その後建築請負業者となった。
先輩がレンガを積む作業をしているところを観察していく中で
「誰一人として同じやり方をしていない」
「より楽にやる方法はないか」
と考え始めて自分のアイデアを親方に話して実行したところ、従来の1/3の時間で作業を完了できたという。

やがて彼は経営コンサルティング会社ギルブレスを設立し、妻のリリアンと作業に関する共同研究をはじめる。
金物倉庫の設計図の開発などに従事し、第一次世界大戦中は小型の武器を製造する作業分析に従事した。
その中で手の作業を17(18とする説もある)の要素に整理し、記号化した。
現在、サーブリック記号と呼ばれているものである。
外科医に対してメスなどの道具を渡す際の位置について最初に考案した人物であり、また暗闇の中で武器を分解したり組み立てたりする手法を新兵に教える標準的な手法を発案する等、まさに作業分析の世界を創始して重要性を世に知らしめた人物といえるだろう。
ちなみにギルブレス夫妻は作業分析、研究を行う際にはまさに自分たち自身を実験台にして行っていたという。

科学的管理技法はテイラーとギルブレスの二人の有名な学者が創始したといえるが、テイラーが「効率最大化」「利益最大化」を追及していたのに対し、ギルブレスは「労働者が楽になること」「無駄な作業、疲労を生む作業を減らすこと」を考えていたため、哲学的な部分でテイラーとは考え方が合わなかったといわれている。
また、当時取っていた特許や知的財産の部分でも摩擦を起こし、ギルブレス夫妻とテイラーのフォロワーは度々衝突していたといわれている。

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