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【AIDMA(アイドマ)の法則】

AIDMA(アイドマ)の法則は1920年代にアメリカで活躍した広告宣伝の専門家、サミュエル・ローランド・ホールが提唱した購買心理プロセスの仮説である。
アイドマの法則では下記のような認知と心理プロセスを経て人はモノを買うとしている。

Attention:         注意が引かれる
Interest:           関心を持つ/注目する
Desire:             商品を買いたいという欲求を持つ
Memory:           記憶に残る
Action:             購買行動を起こす

上記の単語の頭文字を取って「AIDMAの法則」と呼ばれて拡がった。
尚、アメリカでは同じく1920年代に活躍した応用心理学者E.K.ストロングがMを取ってAIDAの法則として論文内で発表していて、こちらもAIDMAと同じかそれ以上に普及していると言われている。
この時代のアメリカは工業力で世界一となり、自動車や映画、ラジオといった大衆向けの大量生産、大量消費の力が国力を増強する大きな力となっていた。
その大量生産、大量消費を生産面で支えていたのがテイラー由来の科学的管理技法であり、作った商品を大量にさばく出口のために広告宣伝の手法が研究されるようになった。
その主流になったものとして「AIDMAの法則」があった、という整理ができるだろう。

100年近くも前の法則なのでさすがに今の時代には少し合わない部分が出てきているのか、ネット時代の新モデルとして2004年電通が「AISAS(アイサス)の法則」を提唱した。
「AISAS(アイサス)の法則」は下記のようなものである。

Attention:         注意が引かれる
Interest:           関心を持つ/注目する
Search:            検索する
Action:             行動、購入する
Share:             共有、商品評価をネット上で共有する

現代では、購買プロセスはビジネスの形態や各業種業態、企業の知名度、商品のポジション等によって「どんな広告、販売戦略、認知戦略を取るべきなのか」はより細分化及び複雑化しているため、以前ほどアイドマの法則が使われることは無くなった。
しかし、顧客の心理プロセスを仮説として置き、それに合わせて売る側のプロセスを考える、という根本の発想はいまだに有用であると思われる。
今後は各企業や業種業態ごとの仮説と認知プロセス、営業/販売プロセスが立案されていくと思われるが、その原型となったという意味では今後も無くならないビジネスキーワードといえるだろう。

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