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【ハラスメント】

企業、学校、家庭内、ネット上等の様々な場所で人を困らせ、不快感を与えること。
嫌がらせやいじめと訳されることもある。
意図があったかなかったか、また肉体的なものか精神的なものかは関係なく使用される言葉である。
現在、日本では下記のようなハラスメントがあるとされている。

・セクシャル・ハラスメント   性的な言動によるいじめ、嫌がらせのこと。
・アカデミック・ハラスメント 研究教育の場において立場や権力を笠にしたいじめや嫌がらせのこと。
パワー・ハラスメント       仕事の職場において立場や権力を笠にしたいじめや嫌がらせのこと。
・モラル・ハラスメント        言葉や態度によるいじめや嫌がらせのこと。
・マタニティ・ハラスメント   妊娠や出産をする、またはした人に対する職場でのいじめや嫌がらせのこと。
・ジェンダー・ハラスメント   性に関する固定観念や差別意識に基づくいじめや嫌がらせのこと。
・アルコール・ハラスメント  飲酒の強要や一気飲みといったお酒に関するいじめや嫌がらせのこと。
・スモークハラスメント       喫煙者に対するいじめのこと。受動喫煙者に対する配慮不足を理由とした不当解雇が問題となったことがある。
・ドクター・ハラスメント      医師が患者に対して行うハラスメント。医師と患者の関係はどうあるべきなのか、インフォームド・コンセント等を含めた形で議論された。

日本では厚生労働省の旗振りのもと、男女雇用機会均等法の制定とセットでセクシャル・ハラスメントに対する啓蒙活動や事業者による配慮の義務付けが進められてきた。
現在(2020年)、パワー・ハラスメントのガイドライン等の整備が進められている。
また、近年では部下が上司を精神的に追い込んだりいじめたりする「逆パワハラ」という言葉が出てくるなど、ハラスメントは認知を拡げるのと同時に概念も活用範囲も拡大を続けている。

一方で「パワー・ハラスメント」と「業務に必要な指示命令・指導」は法律でも明確に分けられるようになるなど、
これからも各種のハラスメントについては様々な場所であらゆる角度から議論と検討がなされていくことが予想される。

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