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【ブルース・ヘンダーソン(人名)】

ブルース・ヘンダーソンはアメリカの経営者で、コンサルティング会社ボストン コンサルティング グループ(以下略してBCGと呼称)の創始者。

大学では機械工学を学び、その後ハーバードビジネススクールに入学するが卒業3カ月前で自主退学する。
その後GEを皮切りにウェスティングハウスやアーサー・D・リトルといった会社を経験する。
1963年、48歳の時に自分自身でコンサル会社を設立した。
ヘンダーソンは知的欲求が旺盛だったが、一緒に働くメンバーにも高い知的欲求を求めた。
BCGが最初のリクルーティングをした際には「ビジネス経験不問。高い知的欲求と知的水準求む」としてマッキンゼーよりも高い待遇を用意したという。
当時の経営戦略コンサルティングは、経営者の目線からすると分かりやすく使いやすい分析ツールに乏しかった。
当時活躍していたハーバードビジネススクール教授ケネス・アンドルーズは「経営戦略はアートである」としたので経営の実行論としてはややあいまいな部分があり、また当時のマッキンゼーは組織戦略を主力商品としていた。
BCGはそのスイートスポットを突く形で大きく成長することになる。
ヘンダーソンが高い基準で採用した優秀なコンサルタントが「持続可能な成長方程式」「経験曲線」「成長・シェアマトリクス」といったヒット商品を作り出し、漠然とした経営戦略を分析可能な対象として数字化/「見える化」していくことで当時の経営者から高い評価を得た。
中でも下記の「成長・シェアマトリクス」は有名である。

 

市場成長率が低く、市場占有率は高い=金のなる木
・低成長、高シェアを維持しながら投資を最小限にとどめてキャッシュを創出する

市場成長率も市場占有率も高い=花形
・「金のなる木」の事業で得たキャッシュを投資が必要でお金のかかる「花形」につぎ込む

市場成長率が高いが市場占有率は低い=問題児
・事業として選別して重点的に投資する

市場成長率も市場占有率も低い=負け犬
・速やかに売却か撤退する

「成長・シェアマトリクス」は1969年、入社1年目のリチャード・ロックリッジが考案したもので、複数の事業を管理する経営者にとって非常に有用なものだった。
ちなみにBCGは外資系コンサルティング会社の中で日本法人を最初に作った会社で、アメリカ国内一辺倒だった経営コンサルティング会社がグローバル化していく初めての事例となった。
※ちなみに「終身雇用制」の項でも触れたジェームズ・アベグレンが初代日本支社長だった。
こういった経緯もあって日本の、特に官公庁の仕事でBCGがマッキンゼーをリードしていると言われている。

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