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【マーヴィン・バウアー(人名)】

マーヴィン・バウアーは、世界最大のコンサルティング・ファーム「マッキンゼーアンドカンパニー」の元経営者、弁護士。
創業者が亡くなった後のマッキンゼーを引き継ぎ、経営コンサルティングのサービスを作り出した実質的な創業者とされている。

1903年生まれ。ハーバードのMBAとロースクールを卒業し、マッキンゼーに入社。
1937年にマッキンゼーの本当の創業者ジェームズ・マッキンゼーが亡くなった後に会社を引き継ぐ。
ちなみに、創業直後のマッキンゼーは財務/予算管理の会計コンサルティングの会社だった。
以後17年間マッキンゼーの経営者として活躍し、売り上げを10倍以上に伸ばす。
尚、経営コンサルタントは弁護士や医師と同様、高い専門性を持つプロフェッショナルだと最初に定義してクライアントである企業に宣伝したのがマーヴィン・バウアーである。
ハーバードビジネススクールではマーヴィン・バウアーを「近代経営コンサルティングの父」と位置づけている。

1950年~60年のアメリカでは、多くの企業組織が多角化経営に向けて大きな転換の時期を迎えていた。
マーヴィン・バウアーは多角化経営の理論的始祖であるアルフレッド・チャンドラーの影響を受けて、経営の多角化に乗り出す企業を支援する組織コンサルティングを主力商品にすることを決める。
マッキンゼーは総合的な組織診断「ジェネラル・サーベイ・アウトライン」を開発し、またそれを使う新人コンサルタントを早期育成するために「作業の標準化」「思考の標準化」を徹底的に行った。
この時期にMECE(=Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive、漏れなくダブりなく)といったコンサルタントの思考法のたたき台が完成したと思われる。

バウアーの経営の下で繁栄したマッキンゼーだが、1973年オイルショック以後、低迷期に入る。
これはチャンドラーが予言した通り企業や事業戦略そのものに大きな変化が起こり、組織戦略を変えなければならなかったため、主力商品の市場価値が下がったためである。
この時期にボストン・コンサルティング(BCG)は経営戦略コンサルティングを商品として、マッキンゼーの間隙を突く形で大きな成長を遂げている。
2003年死去。

マッキンゼーはそのブランド価値を保つために、優秀な学生を採用した上で思考法だけでなく服装、持ち物にまで徹底的にこだわるように指導される。
良くも悪くも今の外資系コンサルティング会社の形を作った人物と位置づけられるだろう。
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