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【OODAループ】

ウーダループと読む。
観察(Observe)- 情勢への適応(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)- ループ(Feedforward / Feedback Loop)の頭字語で、
各フェーズをループさせる意思決定モデルのことで、近年注目されている。
軍事戦略家で元米国空軍パイロットのジョン・ボイドという人物が提唱し、元々は軍事行動において指揮官の意思決定を対象としたモデルだったが、
現在ではビジネスや人生における意思決定にまで活用範囲が広がっている。
(尚、ジョン・ボイドという人物はEM理論という戦闘機の最適戦術モデルを構築した功績等々でも知られている。このモデルをベースにしてF16戦闘機が完成した)

現在よく言われる不確実状況「VUCA:ブーカ」(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)
状況下ではOODAループによる意思決定と対処が有効であるとされている。
現状のビジネス環境は以前よりも物事の因果関係がつかみにくい上に変化のスピードが速くなっている。さらに事象ごとの関係性が複雑化、影響が大型化する傾向がある。
こういう環境下では指示を出す側は完全な状況把握は望みにくい。
部下からすると計画通りの実行を徹底することが難しく、また部下がいちいち上司に指示や命令を仰いだり、
対処について検討したりしている間に状況が変化してしまうことが大いにありうる。

そこで、現場での観察と適応フェーズでのスピード、柔軟性を強く打ち出したOODAループという考え方が注目されるようになった。
OODAループの考え方では網羅性と無謬性を重要視せず、数値すらもそこまで重要視していない。
逆にスピードを重要視するため「暗黙知」「阿吽の呼吸」「以心伝心」「直観的判断」といったものに価値を置いていて、
こういった点がロジカルシンキングやPDCAサイクルとは大きく異なる点である。

また、計画自体の正しさを問うよりも早い判断と適応、修正改善を奨励している点でデザイン思考のラピッドプロトタイピングや高速PDCAサイクルといった考え方に近い。
尚、VUCAも元々は軍事用語である。

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